英国政府が7月に発表したビザ申請費用の引き上げについて、一部具体的な金額、時期についての発表がありました。
<ビザ申請費用>
一般的に2つの項目があり、一つはHome Office Fee(審査にかかる費用)、もう一つはNHS(英国の医療サービス、National Health Service)を利用するためのIHS(Immigration Health Surcharge)となります。
7月の発表ではHome Office FeeおよびIHS両方とも引き上げられるとの発表でしたが、今回はHome Office Feeについての時期、金額が発表されました。
<引き上げ時期>
2023年10月4日
<申請費用>
ビジターおよび就労関係のビザ:15パーセント上昇
家族ビザや永住権、市民権申請:20パーセント上昇
- ビジタービザ:115ポンド
- 学生ビザ:490ポンド
- 企業内異動・現地採用就労ビザ(Skilled Worker)(3年以内):719ポンド(英国外からの申請)、827ポンド(英国内での申請)
- 配偶者ビザ:1,846ポンド
- 永住権:2,885ポンド
- 市民権:1,500ポンド
IHSについては、現行624ポンド(18歳以上1年あたり)が1035ポンドとなる予定と言われていますが、正確な時期や金額は今後の発表となるようです。
ビザ申請費用は多くの方に関係があり、また大きなインパクトとなりますので、今後も英国政府の発表には注意が必要です。
※詳細や正確な情報は必ず英国政府のウェブサイトにてご確認ください