アクセスアポ歳時記:10月(神無月かんなづき)

By Mitsue Uchida Finch Access Appointments

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皆さま、お元気にお過ごしのことと思います。9月は思いもよらず暖かくて良いお天気に恵まれましたが、めっきり秋らしくなった今日この頃ですね。そしてコロナも沈静したかのごとく、街中は以前の騒然さを取り戻してきていますが、他にも騒然とした問題が色々と出てきていますね。Brexitの影響で 人手不足、その煽りからガソリン不足、ご存知のようにトラック運転手が激減し、エネルギーの高騰(ガス、電気)によりサプライ会社が倒産したり、何となく先行きがとても暗く、70年代の雰囲気が戻ってくるのではという噂も出ていますが、どうなるのでしょうか。とにかく私達に今できることはパニック買いをせず、身の回りを見つめ直し、断食し、ヨガをすることでしょうか。。。これは私が日々やっていることを少し上げてみました(苦笑)。

 

Izumo, Shimane, Japan, Worship Hall of the Izumo Taisha Shrine.

さて、10月の和名は「神無月」。この月に出雲大社(私の郷里島根にある)に神様が集まって、諸国には不在になることから神無(かみなし)月。一方で、神様の集まる出雲地方では「神在(かみあり)月」と呼んで、神事を行います…という有名なこの由来、じつは中世以降の俗説なんだそうです。10月は「神の月」という意味。「神無月」の ”無” の字は 、”の” に該当する連体助詞です。高く青い空を埋める白い鰯雲。色づき始めた照葉。秋もいよいよ深まり、豊穣の季節を迎える日本ですね。

そして、ひと月前の十五夜に対して「後の月」、また収穫を迎える栗をお供えすることから「栗名月」とも呼ばれる月です。十五夜についで美しい月とされ、宮中では宴を催すなど、古くから鑑賞の行事が行われ、十五夜は平安時代に唐から伝わった風習で、十三夜は日本独自の風習だそうです。十五夜が9月、その一月後の満月は十三夜と呼ばれ、十五夜はスッキリしない夜空であることが多いことに対し、十三夜は晴れることが多いようです。「十三夜に曇りなし」という言葉があるほどです。そして先月の十五夜を自宅から見ることができ、少し赤くなった月で神秘的でしたが、十三夜も見れるといいなぁと今から楽しみです。

さて、今年はチェルシーフラワーショーに初めて行ってきました。9月末に開催され、出展が例年より少ないようでしたが、春のカラフルなショーとは少し違い、落ち着いた秋の趣が漂いとても堪能し素敵でした。私の一番のお気に入りはフィンランド出展で、サウナバスの小屋と水が流れる池のテーマです。緑に囲まれたサウナバスに入り、前の池を見てのんびりと寒い冬を過ごす…いいですよね~。お値段ですが、サウナバスが15K、そして今回このテーマの庭を作るのに何と250K 費やしたとか!なので沢山スポンサーがついているんですね。ちなみにサウナバスの会社さんもスポンサーです。また日本の方のミニマリステック調のシンプルなお庭も魅力的でした。なんと花は一種類のみ(写真をご覧ください)そしていたるところに、日本の松、楓、紅葉、が秋を彩っていました。そして色々な面でサステイナビリティ/エコを前に掲げていましたが、自転車で来る人の為の止めるスペースが無いというのはどうしてでしょうか。。と首をかしげてしまいました。それでは、秋の夜長の読書にいそしみ、節電・エネではとにかく身体を動かし自家発電を心がけてみたいものですね。

ここでいつもの俳句:

「栗カボチャ 見つけてうれし 秋の味」 (近くのスーパーに出回ります。)

「十五夜の ウサギはどこへ 移り住む」(Brexitでいなくなったのは人ばかりではなく月にうさぎさんも最近は見当たりません。。。)

それでは、11月に元気でお会いいたしましょう!

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September was unexpectedly warm and sunny, but now it’s looking and feeling more like autumn, and while Covid-19 seems to have settled down and towns are starting to get back to business, it feels like our lives aren’t back to normal yet. 


As you know, there is a shortage of labour and petrol because of Brexit (and other reasons), the number of lorry drivers has fallen dramatically, energy prices have risen, energy supply companies have gone bankrupt, all seems very bleak as if we have returned to the 70s. We will see what happens. 
Anyway, what we can do now is not to panic-buy, but to keep our peace of mind by looking after our bodies. 

The Japanese name for October is “Kanna-zuki”. This is the month when the gods gather at the Izumo Taisha shrine (in my home prefecture of Shimane) and the gods are absent from the rest of Japan. But in the Izumo region, where the gods gather, the month is called “Kami-ari” and rituals are held… which is a famous story but it is actually a myth dating back to the Middle Ages.

October means “the month of the gods”, and the Japanese character “無 mu/na” in “kannazuki” is a coordinating particle corresponding to the word “の no”. White sardine clouds fill the high blue sky. The leaves are beginning to change colour. Autumn is deepening and Japan is welcoming the season of fertility.

It is also known as the “Chestnut Moon” because chestnuts are offered to the gods at the time of harvest. The Chestnut Moon is said to be the second most beautiful moon after “Jugoya (The fifteenth night, also called otsukimi)”, and has been celebrated with feasts and other events at the Imperial Court for centuries. It is said that the custom of Jugoya was introduced from the Tang Dynasty during the Heian period (794-1185), while the custom of Jusanoya (The thirteenth night) is unique to Japan. Jugoya is in September, and the full moon one month later is called Jusanoya. There is even a saying, “There is no cloudiness on the Thirteenth Night”. I was able to see the moon last month from my house, which was mysterious with a little reddish moon, but I am looking forward to seeing it on the 13th night.

This year I went to the Chelsea Flower Show for the first time, which was held at the end of September and although the number of exhibitors seemed to be less than usual, I really enjoyed it and thought it was a nice change from the colourful spring show and had a more relaxed autumnal feel to it. My favourite part of the show was the Finnish exhibit, with its sauna bath hut and pond theme. A sauna bath surrounded by greenery, a pond in front and relaxing in the cold winter…. The price for the sauna bath is 15K and the garden theme cost 250K! (Of course they have a lot of sponsors including the sauna bath company. ) The Japanese garden was also very attractive, with a simple minimalistic style. There was only one type of flower (see picture above) and everywhere there were Japanese pine trees, maple trees and autumn leaves. And despite all the sustainability/eco-advocacy, I wonder why there was no space for cyclists to park their bicycles… Let’s enjoy reading in the long autumn nights and try to save energy by moving our bodies and generating our own electricity.

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アクセスアポ歳時記:9月(九月葉月)

By Mitsue Uchida Finch Access Appointments

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皆さまの夏休みはいかがでしたでしょうか。私は8月が誕生日で華麗と言いたいのですが、加齢してしまい、何と自宅の壁にかかっているカレンダーは7月のままで、9月1日を迎えてしまうという失錯!それだけ日々を追い、追われてのいつものWFHでした。読書とかを楽しんで、9月は少しゆとりのある月にしたいと思っています。

中秋の名月

さて、今日から9月です。旧暦で長月(ながつき)と呼ばれ、「夜長月(よながつき)」の略で「稲刈月(いねかりづき)」が「ねかづき」となり「ながつき」となったとも言われているようです。英語での September は、ラテン語で、「第7の」という意味の「septem」の語に由来しているのに、どうして9月?紀元前にさかのぼり、それまで3月を年の始めとしていた慣例を1月に変更したにもかかわらず、名称を変えなかった為と言われています。

日本学校年度会計年度は大半が4月始まりですが、世界に目を向けると9月を採用している国が多く、英国もそうですね。そんな中、日本でもこの9月スタートをという声も聞かれますが、やはり桜の咲く4月スタートは中々変えられないようですね。。。

日本の秋といえば紅葉

最初の話題に少し戻して、9月の異名としては、長月や稲刈月のほかにも、紅葉の季節に入ってくるということで「紅葉月(もみじづき)」と呼ばれたり、菊の花が咲き誇る月だから「菊月(きくづき)」、「菊咲月(きくざきづき)」など秋らしい呼び名が多くあります。また、彩月(いろどりづき)と、秋の色鮮やかな景色を思わせる異名や、夜が長くなることで途中で目が覚めてしまうという「寝覚月(ねざめづき)」もあります。9月は色々な面で色彩色豊かといいますか、秋の夜長の読書、食欲の秋、中秋の名月と、夏の暑さから解放され、収穫の季節ということもあり秋の情景が浮かぶ名前ばかりですね。

さあ、本格的な秋の到来が楽しみになるのではないでしょうか…とはいえ、英国に住む私たちにしては、何とも今年の夏は短く満喫度が低かったように思いますが、皆様のそれぞれの夏の思い出はいかがでしょうか。今年は我が家の家庭菜園のキュウリ、カボチャ、トマト、インゲン全て、あのオレンジナメクジにやられてしまい、全滅いたしました!今頃は例年北海道栗カボチャが数個収穫でき、食卓を飾るとまではいかなくても、そのおいしさでほくそ笑ませてくれていましたが、残念ながら今年はLidlに時々お目見えを楽しみにするのみです(Waitroseにも出ますがお値段は断然Lですね)。

さて、恒例の俳句(川柳)をお楽しみください

「熱くなり パラリンピック 目と心」 

「名残惜し インディアンサマー 期待して」

「秋思い 恋しくなった ラーメンが」

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I hope everyone had good summer holidays. August is my birthday month and hoped it was marvellous but I’m getting older with working from home as usual, while the calendar on my wall was still July but now it is September! I’m hoping to enjoy some readings and have a bit more time to relax in September.
In Japanese September is called Nagatsuki in the lunar calendar, and is said to be an abbreviation of “Yonagatsuki”, or “Inekarizuki”, which became “Nekazuki” and then “Nagatsuki”. How can it be September when the English word September comes from the Latin word ‘septem’, meaning ‘seventh’? It is said that this is because the custom of starting the year in March was changed to January back in BC, but the name was not changed.
Most schools and financial years in Japan start in April, but many countries around the world have adopted September, including the UK. While it is more practical in a way, Japanese people have special feeling with cherry blossoms particularly when starting new season, that might be a part of reasons it is still April in Japan.
Returning to the original topic, September is also known as “Momiji-zuki” because it is the month of autumn leaves, and also known as “Kiku-zuki” “Kiku-zaki-zuki” because it is the month when chrysanthemums bloom. September is rich in colour in many ways, with long autumn nights for reading, autumn for appetite, and the famous mid-autumn moon. These are all names that bring to mind scenes of autumn.
I think we can all look forward to the arrival of autumn in earnest… However, for those of us living in the UK, this summer has been a short one and we haven’t enjoyed it as much as we would have liked. At our vegetable garden, cucumbers, pumpkins, tomatoes and green beans were all wiped out by those orange slugs! We used to be able to harvest a few Hokkaido chestnut pumpkins around this time of year, which made us smile with their deliciousness, but alas, this year we can only look forward to the occasional appearance at Lidl (Waitrose also has them, but Lidl at a much lower price).

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アクセスアポ歳時記:8月(八月葉月)

By Mitsue Uchida Finch, Access Appointments

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 皆様お変わりございませんでしょうか。1年遅れの東京夏のオリンピックも開幕しそろそろ終盤を迎えようとしています。色々と混乱や因縁というか、開幕前にはありましたが、無観客のオリンピックがこの世で開催されるとは今の今まで誰が想像したでしょうか。今から約2800年前、古代ギリシャのオリンピア地方で行われていた「オリンピア祭典競技」での観衆のざわめきの中での競技の祭典、神々をあがめ観衆を興奮のるつぼにさせての競技の数々。数々の戦乱に巻き込まれた古代オリンピックは、393年で終了したそうです。古代オリンピアンはきっと雲の上から驚異の目でこのオリンピックを眺めていることでしょう。そして非現実的、非日常的なことが沢山とおこるNew Normal時代。この「New Normal」響きは何となくいい感じですが、私たちに何が本当の「Normal」なのかを見つめ直す良い機会となっているのように思えます。


 さて前置きが長くなりましたが、オリンピックを自宅で応援している方も多いかと思います。そして日々アスリートから感動をたくさん頂き、その感動が次のジェネレーションへとつながれることを願い、この後行われるパラリンピックも楽しみです。
 そして、今回のオリンピックほど、身体と心のバランスが問われ大会はなかったように思います。日本にも古くは鎌倉時代、禅の教えから「心身一如」(しんしんいちにょ)という言葉があるように、精神と身体は一体と言われています。ストレスがたまり心に悪影響が出ると、胃腸の調子が悪くなり、逆に病気や怪我などにより身体が痛い状態が長引くと、心がおかしくなったりします。例えば、「ストレスをためると胃腸に良くない」「怒ると肝臓に良くない」「恐怖は腎臓に良くない」といった考え方はまさに現在の東洋医学の考え方の根本になっています。

ヨガ猫♬


 そして私が年数だけ重ねてしているヨガもこの「心身一如」の考えとつながっているとされていて、心は見えないが為に、直接働きかけコントロールするのは容易くはありませんが、身体からのアプローチをしてあげると心(マインド)まで変化させることができます。これは、心と体はひとつで、心の状態が身体に出てきて、逆に身体の状態が心に影響するということのようです。例えばヨガのポーズでヴィラバトラーアサナⅠ(勇者のポーズ) というのがあります。これは、名前の通り勇者をイメージしたポーズ。下半身強化のポーズともいわれ、力強いポーズです。気持ちの面でもチカラ強い感覚の得られるポーズです。

安定したカラダの感覚を、ポーズをとることで自分の心(マインド)にインプットしていきます。そうすることで、日常でもこの感覚を思い出して継続できると言うことになります。また、ネコのように背中を丸めて一気に落ち込んだポーズをとり(猫さんごめんなさい)、その反対に牛さんのポーズで胸をはり、頭も上の方に向け「モー」といってみるとコントラストを感じバランスが取れます。元気を出したい時、自信がない時ほど胸を張る。簡単に出来るので、ぜひお試しください。少しヨガのお話をしましたが、秋から動画で皆さんとヨガのレッスンがどこでもいつでもできるようにアクセスアポイントメントでは計画中です。楽しみにお待ちください。


 さて、最後になりましたが、日本では、葉月(八月)の由来は諸説あり、木の葉が紅葉して落ちる月「葉落ち月」「葉月」であるという説が有名ですが、他には、稲の穂が張る「穂張り月(ほはりづき)」という説や、雁が初めて来る「初来月(はつきづき)」という説、南方からの台風が多く来る「南風月(はえづき)」という説などがある。また、「月見月(つきみづき)」の別名もあるようです。英国の短い夏を満喫し、東京オリンピックが無事に終わることを祈りたいと思います。~Namaste

オリンピックにちなんだ俳句と川柳:
「眼に映る 輝く闘志 聖火の火」 

「金銀銅 もらえなくても 心メダル」
「応援は オリンピックでも 夫婦別」 

「光る汗 涙も混じり バネとなる」

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I hope you are all doing well. The Summer Olympics in Tokyo have now started and are in full flow. There was a lot of talk about the Olympic Games before it started, but who would have thought that the Olympics would be held without an audience? Some 2,800 years ago, the Olympian Games were held in the Olympia region of ancient Greece, a celebration of the games amidst the buzz of the crowd, a celebration of the gods and a melting pot of excitement. The ancient Olympic Games came to an end after 393 years of warfare. The ancient Olympians must have watched the Games with curiosity. We are now in “New Normal” – a time when many unreal and extraordinary things are happening. “New Normal” is an opportunity for us to reconsider what is really “Normal”.


I am sure many of you are at home cheering on the Olympic Games and looking forward to the Paralympic Games, which will hopefully inspire the next generation of athletes. And never has the balance between body and mind been more important than this Olympic Games. In Japan, as in the Kamakura period (1185-1333), there is a saying from the Zen, “Shinshin Ichinyo”, which means “mind and body are one”. When the mind is stressed and adversely affected, the stomach and intestines become unwell, and conversely, when the body is in pain for a prolonged period of time due to illness or injury, the mind can become unwell. For example, the ideas that “stress is bad for the stomach”, “anger is bad for the liver” and “fear is bad for the kidneys” are the very basis of the current thinking in Oriental medicine.

Yoga, which I have been practicing for many years, is also connected to this idea of “mind and body as one”. Because the mind is invisible, it is not easy to work on and control it directly, but if we approach it from the body, we can change the mind. This is because the mind and body are one, and the state of the mind affects the body, and vice versa. For example, there is a yoga pose called Virabhatra Asana I (Pose of the Brave). As the name suggests, this pose is inspired by the image of a brave man or woman. It is also known as a lower body strengthening pose and is a powerful pose. This pose also gives you a strong feeling in your mind. By holding the pose, we input the feeling of a stable body into our mind. By doing so, you will be able to remember and continue this feeling in your daily life. You can also feel the contrast between a cat-like pose with a rounded back and a depressed pose (sorry cats), and a cow pose with a full chest and a head upwards, saying “Moo”. This will help you feel balanced. When you feel less confident and need more energy, you should stretch your chest. It’s easy to do, so why not try it? Now that we’ve talked a bit about yoga, Access Appointments is planning to start offering yoga lessons online in autumn, wherever and whenever you want! Just like our Japanese recruitment services.

Now it is August(hachigatsu, hazuki in Japanese). In Japan, there are many theories about the origin of the month of August, the most famous of which is that it is the month when the leaves of the trees turn red and fall. There is also a theory that it is the first month for geese to arrive, and a theory that it is the month for southern typhoons to arrive. It is also said to be another name for “Tsukimizuki(viewing moon)”. We hope you enjoy the short summer in the UK and the Tokyo Olympics & Paralympics!

Haiku and Senryu about the Olympics:

“Meni Hikaru Kagayaku Toshi Seika no hi”

“Kin gin do moraenakutemo kokoro medal”

“Ouen wa Olympic demo huuhu betsu”

“Hikaru ase Namida mo Majiri Bane to naru”

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アクセスアポ歳時記:7月(七月文月)

By Mitsue Uchida Finch (Please scroll below for the English version)

皆様お変わりございませんでしょうか。今後はロックダウンも解禁になりマスクもしなくてもいいとか。。。そして、6月はスポーツたけなわしかも英国が大活躍でサッカーにテニス、何と7月になったのに気が付かず慌てて歳時記を書いています。7月と言えば七夕(七月七日)、幼少期には夜空を見上げては織姫と彦星の事を思い、また短冊に願いを込めたりと。。その願い事も何を込めたのか今はさっぱり覚えていませんが。。

 さて、7月(しちがつ、なながつ) 文月の由来は、7月7日の七夕に詩歌を献じたり、書物を夜風に曝したりする風習があるかららしいですが、七夕の行事は奈良時代に中国から伝わったらしく、そこで、日本風には稲の穂が含む月であることから「含み月」「穂含み月」の意であるとする説もあります。また、「秋初月(あきはづき)」、「七夜月(ななよづき)」の別名もあるとか。英語ではJuly、ユリウス暦を創ったローマ末期の政治家ユリウス・カエサル(Julius Caesar) からとられているとのことです。

  また七夕のストーリーは子供のころ歌ったりはしていてもハッキリとは覚えていないかもで、ここに簡単にご紹介させてください。

織姫は天帝の娘で、機織の上手な働き者の娘、彦星もまた働き者。天帝は二人の結婚を認めて、めでたく夫婦となったが夫婦生活が楽しく、織姫は機を織らなくなり、夏彦(彦星)は牛を追わなくなった。このため天帝は怒り、二人を天の川を隔てて引き離したが、年に1度、7月7日だけ天帝は会うことを許し、天の川にどこからかやってきたカササギが橋を架けてくれ会うことができたが、7月7日に雨が降ると天の川の水かさが増し、織姫は渡ることができず夏彦も彼女に会うことができない。星の逢引であることから、七夕には星あい(星合い、星合)という別名があります。また、この日に降る雨は催涙雨とも呼ばれ、催涙雨は織姫と夏彦が流す涙といわれています。さあ、今年の七日の英国は雨でしょうか。。。。まあ空の上はいつも晴れているのではと思いますが皆様いかがでしょうか。

  さてここでいつもの俳句(川柳)です。

苺も食べごろに🍓

「ユーホー桃 ほおばる頬に 笑み浮かび」              

「笹の葉に 祈願しるしや 放念し」                

「ET フォーン ホームはBT 宣伝句?!」

懐かしのET!野外映画上映会にて

それでは皆様、素敵な夏とスポーツ観戦をお楽しみください!!

♪♪ Football’s coming home!? ♪♪

We hope everyone is doing well. It seems the lockdown in England will be lifted in July and we won’t have to wear face coverings anymore except as a voluntary measure.

June was full of sporting activities for British players in tennis and football, and I’m writing this rather in a hurry because I didn’t realise it is already July!

July is the month of Tanabata (on 7th July), I don’t even remember what I wished for, though!

The origin of July (Shichigatsu, Nanagatsu or Fumizuki in Japanese) is said to be the custom of hanging up books to the night wind on July 7th, and it came to be called ‘Fumihirogezuki’, from the meaning of opening up books, and there is a theory that it became ‘Fumizuki’. There is also a theory that it means ”when the ears of rice bear fruit” therefore it is called “Fukumi zuki” or “Hofumi zuki”. It is also known as “Akihazuki (start of autumn)” or “Nanayozuki (7th nights)”. In English it is July, from Julius Caesar, the late Roman statesman who founded the Julian calendar.

Tanabata event was introduced from China in the Nara period (710-794).

In Japan, you are told the story of Tanabata at school, so here is a brief introduction for those who grew up in the UK:

Orihime, the daughter of the emperor, was a good weaver and a hard worker, and Hikoboshi (Natsuhiko) was also a hard worker. The Emperor approved their marriage and they became husband and wife, but their life together was so enjoyable that Orihime stopped weaving and Natsuhiko stopped working, therefore the angry Emperor decided to separate them across the Milky Way. They were allowed to meet only once a year, on the 7th day of the 7th month, when a magpie built a bridge across the Milky way so that they could meet. But when it rained, the Milky Way became too swollen for them to meet each other.

Tanabata has another name, “Hoshi-ai”, since it is the meeting of the stars. The rain that falls on this day is also called “tears rain”, which is said to be the tears shed by Orihime and Natsuhiko.

Will it be raining in Britain on the 7th this year?? 

Now here’s the usual haiku and senryu time.

“UFO Momo Hobaru hoho ni emi ukabi”

“Sasa no Ha ni Kigan shirushiya hounen shi”

“ET phone home ha BT Senden ku?!”

Well, I hope you all have a wonderful summer and enjoy watching sports! Go England!

アクセスアポ歳時記: 6月 (六月水無月)                       

By Mitsue Finch Uchida (Please scroll below for the English version)

 バンクホリデーの月曜日も終わり、今日から6月、そして待望の夏がやって来た!!


4月に好天が続き、夏が今年も早くやってくるのでは。。。と期待を持ったのですが、5月はそれとは反対に雨と肌寒い日々となり、折角パブやレストランも外での飲食が許されるようになったとはいえ、とても寒くで飲んだり食べたりは。。。と思っていたら、物凄い人が待ってましたといわんばかりに総出していたかのようでしたね。そして、5月24日は「マジックマンデー」レストランの中でも食べることが出来るようになり、その週はこれまた、レストランの予約が取れないという状況だと聞きました。経済が動くという意味ではいい事かと思いますが、今まで人とも会えず、外食もできずとたまっていたものを一気に発散させているようでもありますね。


 さて、皆さまお変わりございませんでしょうか。6月は水無月とよばれ、何でも水を田んぼに引く月ということからこの名前がついたようです。英語ではJune、ローマ神話のユピテル(ジュピター)の妻ユノ(ジュノー)から取られ、ユノが結婚生活の守護神であることから、6月に結婚式を挙げる花嫁を「ジューン・ブライド」(June bride、6月の花嫁)と呼び、この月に結婚をすると幸せになれるといわれる。しかしながら、少なくともヨーロッパのカトリック教徒の多い諸国では、ギリシャ神話やローマの異教の神々がヨーロッパの人々の生活に影響を与えるというのは考えにくいという説もありますが、日本におけるジューン・ブライドは、6月の雨が多くジメジメした薄暗い雰囲気で結婚する人が少ない事に困ったブライダル業界が1970年代ごろから始めた物であってそれまではあまりしられていなかったようですね。


 結婚式と言えば、今までロックダウンでセレモニーが延期になったカップルが一斉に6月21日以降に挙式ラッシュが来ているとか言われているようです。でも今までのような大きな結婚式ではなく、30名のゲストで行うことが義務付けらていることから、ゲストリストを作るのが大変。でも、本当に気心の知れた招待客で、身内だけのこじんまりした式はリラックスでき、心底から楽しめる素敵な式だという声も聞かれます(私は数十年前に結婚式をあげたので、式とは疎遠!)。そういえばボリスさんも式を挙げられ、3度目とか。。。
これから結婚式を予定されていらっしゃるカップルの方々、おめでとうございます!!

では、ここで俳句と川柳お楽しみください。
   「紫陽花に きらきら光る 朝の露」
  「引き出物 ジューンブライド 傘一本」
  「仲人が 新郎妊婦と 口滑り」

最後に春らしさのおすそ分けです。Sussexに蕨つみに行ってきました。Sussexは蕨の宝庫でこんな感じ↓でにょきにょき生えていました。

自家製わらび餅

It’s now June and the long-awaited summer has arrived!

We hope everyone is keeping well and safe.  May was rainy and chilly, and although pubs and restaurants were reopened and customers were allowed to eat and drink outside, it was far too cold for me. But it seemed many people were eating outside so the cold didn’t bother them. On May 24th (“Magic Monday”), most of the restaurants were fully booked that week. It seemed that everyone’s desire to eat out had understandbly accumulated but, nonetheless, I believe it’s a good thing for the economy if people are going out and eating.

June is called Minazuki in Japanese, and it is said that this name comes from drawing water into rice fields. In English, June originates from Juno, the wife of Jupiter in Roman mythology, and because Juno is the guardian deity of the marriage, a bride who has their wedding in June is called “June bride” and it is believed they will have a happy marriage if they get married during this month. Although this is a theory and it is unlikely that Greek mythology and Roman pagan gods will affect our lives…but who knows? June Bride in Japan seems to have been created in the 1970s by the bridal industry, which was in trouble as there were very few people getting married in a dimly lit atmosphere with a lot of rain.

Speaking of weddings, it seems that couples whose ceremonies have been postponed due to lockdown are said to have a wedding rush after June 21st. They have a difficult task at hand, making guest lists with only 30 people. Having said that, it will be a relaxed and wonderful ceremony surrounded by close friends and family (I had a small wedding ceremony decades ago). Speaking of which, Mr. Boris and his fiancée have also got married secretly (third time for him!).

Anyway, congratulations to all the couples who are planning their wedding!

Have a break and enjoy haiku and senryu.

“Ajisai ni Kirakira Hikaru Asa no tsuyu (Morning dew shining in hydrangea)”

“Hikidemono June Bride Kasa Ippon (one umbrella which is wedding gift from June bride)

“Nakoudo ga Shinrou Ninpu to kuchi suberi (Matchmaker mistakenly announces “groom and pregnant woman” instead of “groom and bride”)

And finally, I enjoyed Warabi (bracken) picking in Sussex. Warabi is known as spring plants in Japan and used in cooking (with rice, or making sweet desserts). They can be toxic so have to be prepared carefully and thoroughly…

アクセスアポ歳時記:5月(五月さつき)

By Mitsue Finch Uchida

 皆さま、5月のバンクホリデーはいかが過ごされましたでしょうか。お天気が崩れるといわれながらも、晴れ間もでて気持ちの良い日々でしたね。しかしいつになったら気温が上がってくれるのでしょうか。野菜の成長も悪いらしく、これから野菜の値段が高騰しないことを願うばかりです。

兜飾り

日本はゴールデンウイーク、5月と言えば「新緑の5月」、また新人さんたちが環境に適応できず「5月病」、「端午の節句」花菖蒲の季節としても有名ですね。

City Hall

ロンドンは、5月に市長選挙、そしてスコットランドの国会選挙と、色々と波乱万丈な事態が起きそうなこの5月。特にスコットランドの選挙は注目すべきイベントになるかと思います。スタージェン女史が勝利を得ると、スコットランド独立を国民に問う投票が行われるらしく…と、本当にBrexit以来、パンデミック、そしてスコットランドの独立、となるのかという政治上歴史に刻まれ事件が起こるのかと、油断できない状況です。

 さて、話はドメステックになりますが、このバンクホリデーの日曜日の午後、私の庭の池になんとマンダリンダック(北京ダックですね)のお母さんが赤ちゃん10匹連れて、小さい池の中をうろうろと廻っているではないですか!!直ぐにレスキューセンターに連絡するも、その日は来れないとのことで、捕獲の仕方を教えてもらい、近くの公園の池へ逃がすというのがプランAでしたが、とても彼らは足が速くあっという間に茂みに隠れてしまいました。それに、お母さんは飛べると来ているので、数度トライするも、諦め(余りストレスを彼らに掛けるのは良くないし、こちらもストレスになるしで)、プランBは自然にしておくーーそっとしてたら、何と前庭を横切って向かいの家の方へ、エッチらホッチら・・・彼らの家にも池があるので、そこに行ったのかもしれないですね。それからは彼らの姿は見ていません。無事に赤ちゃん大きくなってくれるといのですが、でもうちの池にいる時、既に大きなカラス(今まで一度も庭に入ってきたこともない)、マッグパイが狙っていたので、追い払う見張り役も大変でした。弱肉強食の世界ですね。このバンクホリデーでは自然のありがたさそして自然を大事にしなければとつくづく思いました。

      

今回は俳句を2つ並べてみました。

「五月(さつき)燃ゆ テニスコートに 思いはせ」

「こいのぼり 雲一つない 空の上」

アクセスアポ歳時記:4月(卯月うづき、卯の花の月)

By Mitsue Finch Uchida

皆さまお元気にお過ごしのことと思います。今年はエープリルフールの翌日がEaster Fridayで、イースター休暇となりましたが、何だか駆け足で春も通り過ぎていく予感。そしてLockdownも1年が経ち、それぞれ思惑も多く複雑な心中かとと思いますが、このロックダウンのお蔭、の為に生活様式の形態が良きも悪きも変化していきましたね。例えば、Working from home, Online meeting, Online shopping, social distancing, の定着、そしてSupport Bubbles….と言う言葉もよく聞き、これからLockdownも緩和するようですが、英国人は今でもマスクをする人が少ないのには驚きます。マスクをすることも定着してほしいですね!

さて、4月は卯月と言われていました。ここから夏となり(とはいえ、寒波到来ですね)、卯月の卯は、卯の花のことです。白い花を咲かせる可憐な木ですが、花より団子の私は、おからのことを「卯の花」と呼びますが、これは、白い可憐な花がおからに似ているから、という説と、おからは豆腐の搾りかすなので、「お」「空」と書くことがあったそうです。

3月に阿部菜穂子女史著書” Cherry” Ingram, the English gentleman who saved

Japan’s bloomsという本を書かれた方のWebinarに参加し、イングラムさんが英国に桜の木をもたらし何と100種類以上現在では生存するといわれています。また日本の桜を戦後保存することに力を注がれたというお話は感動的でした。

桜と水仙

ソメイヨシノは日本で最も有名な桜であり、日本固有の桜とされていて、江戸末期~明治初期頃から当時の染井村の植木職人や造園師が、オオシマザクラとエドヒガンという種類を交配させてつくったとされ、花弁は5枚、咲き始めは淡い赤色で、満開になると白色に近い色になりとても素敵ですね。日本で栽培されているソメイヨシノすべてがクローン(挿し木や接ぎ木などでの繁殖)で増やされたため、一斉に開花するという特徴があり、桜の開花日を予想する「桜前線」もソメイヨシノの開花を基準にしているといわれています。

イースターのお天気の合間に花見に行かれた方もいらしたことでしょう。この欄で俳句みたいなものを読んでいるのですが、最近は俳句や川柳が湧いてこないのですよ。それはきっと春なのに冷えるせいかもしれないです。。。。それでも、頑張って、1句

       「さくら散り 犬と歩かん ピンク道」 

4月新入生、新入社員と新しい季節ですね。皆さまにとりまして、素敵な4月になることを願っています。

Telegraph Hillの桜とCity

アクセスアポ歳時記: 3月弥生(やよい)

By Mitsue Finch Uchida

3月と言えばおひな祭り。。。
激寒な2月もいつの間にかどこかへ、、でもまだ冷えが続く今日この頃、皆さまお元気でしょうか。ロックダウンのロードマップとやらも発表されましたが、これからまた手が入るので、今後どのようになるかまだまだ油断ができませんね。気を緩めずに頑張りましょう!
3月、桃の節句というも言われる「ひな祭り」がやってきます。女の子のお祭り、私も子供のころ、人形さんの鼻をネズミに噛まれた古いお雛様を出して飾った記憶があります。
そしてこのロンドン、我が家でも娘の28年物のマンションサイズのお雛様を飾りました。早速、猫君がポーズをとり、男の子のですがジェンダーフリー(前号にちなみ)でお祝いし、楽しんでいます。美味しいもの、綺麗なものは何でもやはりいいですね~。猫君も!

ひな祭りはどうして3月3日なの??
そもそも古代中国の陰陽道では、1・3・5・7・9の奇数が重なる日に、お供えやお祓いをする風習があったようですね。3月3日の上巳(じょうし)、5月5日の端午、7月7日の七夕。。。日本では平安時代に年中行事になり、江戸時代には少し変化して「五節句」という幕府公式の祝祭日になり、わりと大事な祭日で、賑やかなお祭りの雰囲気だったそうです。節句にはもともと男女の区別はないのですが、菖蒲を「尚武」にかける端午の節句に対し、上巳の節句は優雅な女の子のお祭りとして楽しまれるようになったようですね。

お公家さま風のひな人形はどこから?
節句とは別に、日本の公家には「ひいな(ひな)遊び」という幼い女の子の遊びがあり、この言葉は源氏物語などにもちょくちょく出るようで、人形を使ったおままごとのようで、江戸時代には公家の女性が、権勢を誇る武家にお嫁に行くことがしばしあり、嫁入り道具としてひな人形が武家社会に持ち込まれたようです。
公家風のみやびな香りを漂わせる「ひいな遊び」は、武家や裕福な町人の間で流行。段々と上巳の節句と結びついて、ひな人形を楽しむ習慣が生まれたようです。
八代将軍徳川吉宗のころには、バブルのような経済を背景に、豪華絢爛で大型のものが流行ったそうですね。

桃の花の意味は?
旧暦の3月3日といえば、現在の3月上旬から4月中旬で、ちょうど桃の花が咲く春らんまんの季節で、上巳の節句は「桃の節句」とも呼ばれ、桃の木は、中国では病魔や厄災をよせつけない不老長寿の仙木とされ、節分にも桃の木の弓で鬼を追い払う儀式があったほど。桃はとても縁起のいい植物なのだそうです。

雛人形はいつから何いつまで飾るの?
立春(2月3日ごろ)がひとつの目安ですが、二十四節気の雨水(2月18日ごろ)に飾ると、良縁に恵まれるとも言われています。水は命の象徴であり、豊穣や子孫繁栄につながるのだとか。遅くとも1週間前までには飾りましょう。あわてて前日の3月2日に飾るのは「一夜飾り」といって縁起が良くないとか。。。
3月中旬までの天気のいい湿気の少ない日に片付け、人形に湿気を残さないのがポイントとか。啓蟄(3月5日ごろ)の日に片付けるのがいいという言い伝えもありますが、3月4日に片付ける必要はないようで、因みに私の田舎では、旧暦の4月3日がひな祭りなので、平気で4月5日頃まで飾っています:)

ひな祭りに用意する食べ物
1) ハマグリのお吸い物
ハマグリの貝殻はもともと対だったものだけがぴったり合い、貝合わせなどの遊びで使われたことから、一生添い遂げる仲の良い夫婦にちなんでいます。ハマグリの旬は2~4月ごろで、ちょうどひな祭りの時期のようです。こちらではClamがですが、日本のように大きくはなく、ボンゴレスパゲッテイ―ですね!
2) ひし餅
植物のヒシ(菱)は、水面に拡がって繁ることから、ヒシ形は成長や繁栄のシンボルとして、桃の節句のひし餅には、女の子の健やかな成長と豊かな人生への願いが託されているとか。。。
3)ひなあられ
上のひし餅を、外でも食べやすくするために砕いて焼いたのが「ひなあられ」の発祥らしく、関東地方ではお米の形のままの「ポン菓子」とかも一般てきとか。。
4)ちらし寿司
お祝いごとに提供されていた「なれ寿司」が、そのうち「ばら寿司」へと、そして彩りの良い「ちらし寿司」となったようですね。
・エビ:腰が曲がるまで長生きで!・レンコン:遠くまで見通せるように!・豆:健康でマメに働けるように!!

色とりどりの具材にはこんな願いが込められているようで、面白いですね。正月の御節にも其々の料理に意味がありましたね。

さて、3月の俳句。。。
        「三月の 芽吹き匂いし パーヒューム」

何だか3月と聞いただけで気が晴れて明るくなるのは皆さんも一緒でしょうか。ときめく!春をお迎えください!

Snow Moonと名付けられた満月がかすかにロンドンブリッジの上空に夕方出ていました

「差別問題について」木村正人氏の記事

先日日本にて東京五輪組織委員会会長である森喜朗氏が、女性差別的な発言で問題となり引責辞任されたことは皆さんもご記憶に新しいと思います。
以前弊社にてセミナーも開催いただいたジャーナリスト木村正人氏が、この件に関する記事を発表され、その中で英国や海外の職場でどんな再発防止策が求められるのかについて、弊社内田フィンチのコメントも掲載されていますので是非ご覧ください。

「森喜朗会長はズレているエリートの典型」
ガラパゴス化を世界に改めて印象付けたタテ社会ニッポン
[ロンドン発]「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」という女性差別的な発言で東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が引責辞任を表明した。森氏は陳謝し「私自身は女性を蔑視する気持ちは毛頭ない」と釈明したものの、最後まで愚痴や恨み節を重ね、時代錯誤を改めて世界に印象付けた。

(AP)

評議員会・理事会合同懇談会の冒頭で発言した森氏は「不適切な発言が原因で、混乱を招き、大変迷惑を掛けたことを誠に申し訳なく思う」と改めて陳謝し、「大事なことは五輪をきちんと7月に開催すること。開催の準備に私がいることが妨げになることはあってはならない」と述べた。
しかし「会長の私が余計なことを申し上げたのか、これは解釈の仕方だと思う。また悪口を書かれるが、私はそういう意図で言ったわけではない。多少意図的な報道があったと思うが、女性蔑視と言われた。組織委に入ってから女性の皆さんを称えてきたし、男性以上に発言してもらえるように勧めてきた」と弁解。

「私自身は女性を蔑視するとか、そういう気持ちは毛頭ないし、これまでも五輪・パラリンピック、障害のある人ない人みんな同じだよということで、全て同じように扱ってきた。私自身の不注意もあったのかもしれないが、長い83年の歴史の中で本当に情けないことを言ったもんだなと思う」と愚痴をこぼした。
「誰かが老害と言ったが、年寄りは下がれというのは、どうもいい言葉じゃない。老人もちゃんと日本の国、世界のために頑張ってきた。老人が悪いかのような表現をされることも極めて不愉快な話。しかし、そんな愚痴を言ってもしょうがない」。時代への感度を失った森氏は政治家としての引き際を完全に誤った。

(AP)

五輪組織委の女性関係者「職場の性差別なし」
組織委の女性関係者は「組織委では数カ月に1度、オンライン講習会でパワハラや差別、労働時間などコンプライアンスを守ることが徹底され、自分の周りでは性差別を経験したことがない」という。現場でも年齢の差があまりなく、世代間格差や男性の時代錯誤を感じることはないという。

組織委のスタッフは「みなし公務員」とされ、東京都から出向してきている職員は「缶ジュース1本も自分でお金を出して飲んでいる」というほど、清廉潔白が徹底している。飲み会は100%割り勘。お酌は男女関係なく、場をなごませるために自発的に行っているケースがほとんどという。
ある関係者は「森氏は首相経験者で誰もモノが言えないほど偉かった。もともとセンシティブな問題でもストレートに話す人を、メディア対応が必要な場で自由に話させたことは組織としてコントロールできていなかったという反省がある」と打ち明ける。
海外の状況はどうだろう。

イギリスでは男女機会均等を実現した大学にアテナ・スワン財団から金賞、銀賞、銅賞が与えられ、こうした賞を目標に掲げる首脳陣もいる。大学は有能な弁護士に守られているものの、性差別を受けた側が世間に訴える手段はソーシャルメディアなどたくさんあり、大学側は言動には慎重にならざるを得ない。
英大学関係者は「男女を問わず学生の体に触ってはいけないなど良識の範囲内でセクハラ問題には対応している。それより性差や人種などの機会均等を大学側は重視しており、性差や人種間格差を是正するという努力目標を掲げている。しかし大学はスキルがないと話にならないので、能力が優先される」と打ち明ける。
イギリスでは大学の講師として採用される年齢が30代前半と仮定して、30年間を年1千万円平均で換算すると、大雑把に言って総額3億円の給与になる。大学側にしてみればものすごい額の投資になる。
前出の大学関係者は「男女が同じ能力なら女性を選ぶというインセンティブが働くかもしれないが、大学では性差や人種よりクオリティーが優先されているのが現状だ」と指摘する。

(※写真はイメージです)

英国人材派遣会社「森氏は修復不可能なほどズレている」
ロンドンで人材紹介・派遣会社アクセスアポイントメントを経営する内田フィンチミツエさんはこう語る。
「森氏はズレている日本エリートの典型。雑談でも許されない内容を公の場で発言して何が問題なのか自覚もできない。修復不可能なほどズレている。五輪がかかっているので問題が大きくなり、辞任は避けられなかった」

「約20年前はイギリスでも日系企業でセクハラ・パワハラ訴訟が相次ぎ新聞にも報道された時期があったが、最近では人事部がしっかり確立され雇用法・人権問題などを管理しているところは性差など繊細な問題にも対応できる一方で、コンプライアンス面が手薄な日系企業もまだあり、つい気がゆるんで日本と同じような質問をしてしまって問題になる例が昨今も数件あった」
自宅からオンライン面接をしている間に緊張感を失い、「出産計画について」「ご主人のお仕事は」など、仕事に関係のないプライバシーに立ち入ったことを尋ねてしまう。これはイギリスでは完全にNGだ。面会していれば相手のボディーランゲージから察することも可能だが、オンラインでは難しい。

ジョン・トラボルタとオリビア・ニュートン=ジョンが共演した1978年の米ミュージカル映画『グリース』が昨年のクリスマス、英BBC放送で再放送された。若者世代から「性差別的で人種の多様性を欠いている」と批判され、ニュートン=ジョンが「人々を楽しませるただの娯楽映画」と反論する騒ぎになった。
内田さんは「昔はヒットしても今はバッシングされる。本当におかしなことは何なのか。過去は過去、時代は移り変わっていくが、そのような映画を放映する際に十分な配慮が必要だ。

森氏の発言は女性だからというより深い意味での差別問題。ジェンダー問題も複雑化してきていて、男女だけでなくなってきた」と言う。
「森氏の発言と辞任は、まだそんな議論をしているのかというのが本当の感想だ。男尊女卑、そうした意識は代々、家庭で受け継がれ、潜在意識として存在していて、無意識に現れるのが怖い」。イギリスの家庭は夫婦の契約が重視されるヨコ社会。日本は家父長制、親子関係を中心としたタテ社会。これがどうしても顔をのぞかせてしまうのだ。

イギリスではコロナによる死者が11万人以上にのぼり、3度目のロックダウン(都市封鎖)で失業率は3.8%から5%に上昇した。長期雇用は不安定な短期雇用に切り替えられ、解雇が広がっている。割を食うのは立場の弱い低所得の単純労働者や女性労働者だ。
「コロナ危機でジェンダーの溝は深まった。アメリカでも女性差別発言を繰り返したドナルド・トランプ前大統領が4年間もホワイトハウスを占拠した。ジェンダーは日本だけにとどまらず、世界共通の問題だ」と内田さんは指摘する。

アクセスアポ歳時記: 2月(如月きさらぎ)

By 内田フィンチミツエ

先日おめでとうございますとご挨拶したのもつかの間、もう2月です。今年は2月2日が節分です。例年なら2月3日ですが、ここで<節分の⾖知識>2021年の節分は124年ぶりに2⽉2⽇となります。

*なぜ今年の節分は2⽉2⽇?

春の始まりの⽴春の前⽇が『節分』となりますが、地球が太陽を365⽇5時間48分46秒で1周するため、4年に1度のうるう年でも調整し切れないずれが⽣じるので、今年は2⽉2⽇と発表されました。もともと⽴春は、1年のうちで地球と太陽が特定の位置関係にある瞬間を含む⽇でありその瞬間が1年に11分14秒ずつずれていくためにこれを含む閏年ともからみ2⽉4⽇前後にずれる可能性があるようです。

*⽴春と節分

⽴春は農作業がはじまるため、昔から1年のはじまりと考えられておりその前⽇にあたる節分は1年の最後の⽇、⼤晦⽇にあたります。そこで、これからはじまる新しい1年の前に⻤を払い不幸や災いのない1年になるようにとの願いを込めて、この時期に⾖まきが行われた様です。

*節分の⾷べ物

恵⽅巻:諸説ありますが、江⼾から明治にかけ、⼤阪船場の商⼈が商売繁盛を祈り⾷べたようです。その年の恵⽅を向き黙って⾷べきると願い事が叶うなどと⾔われています。

2021年の吉⽅位は南南東です。 ⾖:魔を滅する、の語呂から⻤に投げつけて払い、数え年の数だけ⾖を⾷べると病気にならず健康でいられるとの謂れがあります。ただ、⾖まきに使う⾖は炒った⾖ではなくてはなりません。なぜなら拾い忘れてしまった⾖から⽬が出てしまうと縁起が悪いからです。最終的に炒った⾖を⼈間が⾷べる事で⻤を退治した、ということになるわけです。 :⻤が焼いた匂いを嫌がって近づかないといわれ、関⻄では柊に鰯の頭を刺して⽞関に飾るなどします。 ⾖腐こんにゃく:どちらも厄をはらい、浄化の意味があるそうです。 節分そば:⼤晦⽇と同様に厄を断ち切るため、お蕎⻨も⾷べたりします。

以上豆知識でした。「鬼とコロナは~外、福は~内」と豆をまき、恵方巻を作って頬張り、南南東をの方角へ祈願してみてはどうでしょうか。きっと福来りです!

      俳句を一つ:「サイレンの 音に負けじと 鳴く鳥や

大根力士      庭にできた艶かしい大根  こちらは子持ち蕪